10.Plus Ultra(明石高専)

「ニューラルネットワークを用いた水質の異常感知システムの導入」

水土技術研究所からの挑戦状を受けて、遠隔地から水質を連続的にモニタリングするシステムの構築のために画像解析が可能である機械学習を用いることを提案します。機械学習の中でもニューラルネットワークを使用します。まず、水の濁度等の視覚的に認識できるもので処理水の水質を数値化し、教師ありデータとしてある一定の基準を設け、水の濁度等がその数値以上か、未満かを判定させるための学習用データセットを作成します。もしくは、照射する光の波長や角度を変化させ、水の濁度等がどの程度の数値なのかを判定させる学習用データセット作成を行います。学習を終えたシステムを処理水を継続的に監視するライブカメラに導入し、カメラ画像から人工知能が自動的に異常発生を検知できるようにします。