02.もとす防衛隊(岐阜高専)

「公園整備を間伐材で!一石十鳥!?」

森林は,水源の涵養,国土の保全,地球温暖化の防止,木材をはじめとする林産物の供給などの多面的機能を有し,国民の生活や経済に大きく貢献している.日本国内の森林面積率において,岐阜県は2位(1位高知県)と上位に位置しており,森林大国日本の中でも森林が多い県といえる.しかし,岐阜県では,伐採した木の貯蓄量が年々増加しており,木材利用の場の増加が必要となっている.また,温室効果ガスの増加により,地球温暖化が進行していおり,森林整備はより重要なものとなっている.そこで,岐阜圏域での森林面積が1位の本巣市において,間伐材を利用した公園整備を行うことによって,森林機能の発揮を促進し,地球温暖化を防止する.また,さらに,間伐から間伐材利用までを地域内で完結させることで,地域内循環型社会や地域住民への啓発による地球温暖化への興味関心の促進にもつなげることができる.