15.Parkっと!プロピュア(徳山高専)

「次世代のCo-縁(公園)、その名もハコーエン🌱🧺」

公園は地域の住民が憩いまたは遊びを楽しむために開放されている場所である。しかし、遊具の劣化、球技禁止というルールの追加、テレビゲームの普及等、様々な要因が重なり合い、「公園を利用する」機会が失われつつある。
本提案は、時代の変化と共に「引き算」され続けてきた公園に、これからの時代に適した「足し算」を考えることで、多くの人々にとって最も身近なインフラの一つとも言える公園に新たな価値を生み出すアイデアである。本提案では、資源の有効活用や社会実装の容易さといった観点から、今後、廃棄物として増え続けることが想定される“電話ボックス”を活用することを考えた。電話ボックスをオシャレに装飾して、写真スポットに変身させたり、防災拠点としての物資保管庫として活用する。様々な世代の地域住民が、近場の公園に立ち寄ってみようという行動を起こせば、地域のコミュニティの形成を促すことができる。本提案では、電話ボックスというハコモノと公園(コーエン)がCollaborationした空間を住民に提供することで、地域の人々の縁を結びつけていく。そんな次世代のCo-縁(公園)、ハコーエンを目指す。