梅野和行先輩からのメッセージ
社会インフラの将来を担う皆さんへ
古河電気工業株式会社
研究開発本部インキュベーター統括部
兼 コーポレート統括本部ソーシャルデザイン統括部
課長
梅野 和行
国立津山工業高等専門学校 電気工学科 (平成15年卒)
古河電工は電気や信号を送るケーブルや銅の製造を祖業とし、情報通信・エネルギー・自動車部品などの分野において様々な製品を世界中に展開しています。現在は、DX分野へのICT技術応用でインフラ維持管理を支援する新規事業にも取り組んでいます。
私自身は高専5年生のときに出会った半導体レーザに憧れて大学院博士課程まで進学し、古河電工に入社しました。高専1年生から専門性のある「座学」と毎週の実験による「実学」を通して学べたことが大きな土台になっています。実験報告書は先生から何度も返されましたが、生じた現象を「論理的」に考える思考力や課題対応力がつき、現在の仕事である最先端の「高出力レーザ」のインフラ・産業分野への貢献を考える新規事業に生かされていると思います。
高専の5年間は苦しいこともあると思いますが、皆さんは将来の社会インフラを支えていくリーダーになっていく存在です。公私とも楽しく頑張ってください!