一緒にインフラの未来を考えよう/一般財団法人経済調査会             会心の一撃で社会にインパクトを!/株式会社アイ・エス・エス

牧野篤先輩からのメッセージ

世界を変えろ! インフラで!

東京大学 教授
人生100年社会デザイン財団代表理事

​牧野 篤

インフラとはなにか。

 英語のinfrastructureを直訳すれば、下部構造や基盤という意味ですが、一般的には公共建設といってもよいかもしれません。
ところで、「公」「共」の意味、知っていますか?
漢字の字源を調べると、「公」は、道が広場につながっている様を表しているとされます。上の「八」は道が遠くからこちらに向かってつながっている様子を、下の「ム」はもともとは「口」つまり四角イコール広場でした。ですから、遠くから道がつながっていて、広場に到る、そこに人々が集う、そういう場所が「公」なのです。
では、「共」はどうか。私たちはシェアするというイメージを持ちますが、もともとは「財産をみんなに配って、一人ひとりが自分のものにする」という意味です。そこから転じて、誰もが使えるもの、さらにシェアという意味になったのです。
ですから、「公共」とは誰もがいていい場所、そしてそこから導かれるのは、なんだか楽しそうな雑踏・集い、というイメージです。
でも、これまでのインフラにそういうイメージはあったでしょうか。
新しいインフラのあり方について、若い皆さんの斬新なアイデアを期待しています。そのアイデアが、今度は公共のあり方を、つまり社会を変えるのです。